
「せんの会」では、毎年11月にお節料理、12月にクリスマスパーティーをさせて頂いております。今月は恒例の「お節料理」。一年で一番豪華なテーブルとお正月のしつらえが皆様をお出迎え致します。この2か月のレシピで年末年始のおもてなし料理がお楽しみいただけます。
吉村様からは、口あたりまろやかな極上のお酒「車坂 25BY 純米大吟醸 出品酒 」をお送り頂きました。
この素晴らしいお酒を引き立てる4種類の酒の肴をご紹介いたします。
- 蓮根のシャキシャキ感が最高!「花形蓮根のはさみ焼き」
- さつま芋の甘みとマヨネーズの酸味でサラダ感覚「さつまいもと人参のサラダ巾着」
- お子様から年配の方まで大人気の揚げ物 「可愛い三色ミンチカツ」
- 時短レシピの煮豚、煮汁で根菜やこんにゃくも!「アレンジ色々スピード煮豚 煮卵も美味しい!」
本日、皆様に生山先生お薦めの料理と供に試飲していだくお酒です。
車坂 25BY 純米大吟醸 出品酒
原材料:米(播州特A産山田錦)、米麹(播州特A産山田錦)
アルコール度:17〜18度、酸度:1.6、
アミノ酸度:1.2、日本酒度:+4、精米歩合:40%
今年の春、丁寧にていねいに櫂をまわし造られた750kg仕込の純米大吟醸です。
なしや青リンゴのような淡い果物の香りが、口に含むと鼻腔を刺激します。
春に醸したこの酒はひと夏越えてみごとに旨味と香りのバランスが整いました。
香りとともに喉を越える感覚はサラサラとまるで極上の甘露のごとく感じるかもしれません。
そして旨味、甘味、苦味、キレが渾然一体となり、あなたの舌の記憶に刻みつけられます。
そんなお酒をぜひとも大切なその時に飲んでください。
このお酒を飲むたびに大切な思い出がよみがえるそんな不思議なお酒です!
少し気の早いお教室のしつらえですが「せんの会」はもうすっかりお正月。
お玄関は、銀糸の屏風に稲穂でお正月のアレンジを致しました。お軸は「青壺先生」の「福寿」。お教室にはお神楽の鈴をあしらった知香流と陶芸のおせちと木工作家さんの干支で愛らしいお飾りを致しました。
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- 銀糸の屏風に稲穂でお正月のアレンジ
- お神楽の鈴をあしらった知香流
- お軸は「青壺先生」の「福寿」
- 陶芸のおせちと木工作家さんの干支で愛らしいお飾り
自作の黒角皿におせち八寸を彩り良く盛り付けました。色とりどりの可愛くお正月らしい献立を考えました。それらは、お節料理としてではなく、日頃のお弁当やおもてなしにもピッタリのレシピです。その他にも、テーブルには五段重やお祝いの雑煮椀等、輪島の漆器が日本古来の伝統の良さを演出してくれます。もう何十年も使い込んだ、思い入れ深いお正月用の器達です。
<分量> | |
蓮根(細め) | 1節 |
(A) | |
鶏ひき肉 | 200〜300g |
ねぎのみじん切り | 大さじ 5 |
生姜のみじん切り | 小さじ 2 |
塩・胡椒 | 各少々 |
片栗粉 | 大さじ 1 |
(B) | |
麺つゆ・みりん | 各大さじ 3 |
サラダ油 | 大さじ 2 |
青のり | 適量 |
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蓮根は穴に合わせて包丁で切り込みを入れ花形にして8mm 厚さに切る。片面に片栗粉を薄くつける。切り落とした蓮根はみじん切りにしておく。 |
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ボウルに(A)を入れて粘りが出るまで混ぜ、1.のみじん蓮根を加えて混ぜる。 |
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1.の蓮根の片栗粉をつけた面に2.のタネをはさむ。フライパンにサラダ油を熱して蓮根を並べ、焼き色がついたら、裏返して蓋をして5分程蒸し焼きにする。蓋を開けて、(B)の調味料を加えて味付けし、青のりをふる。 |
<分量> 4人前 | |
さつまいも | 1〜2本 |
人参 | 1/2本 |
ブロッコリー | 適量 |
(A) | |
マヨネーズ | 大さじ 3〜4 |
粒マスタード | 小さじ 1〜2 |
牛乳 | 大さじ 2〜3 |
塩・胡椒 | 各少々 |
塩・くちなしの実 | 各適量 |
★ 蓮根の素揚げを飾るとお正月らしくなる。
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さつまいもは皮を剥いて適当な大きさに切る。鍋に入れてひたひたの水とくちなしの実を加えて、柔らかくなるまで茹で水気を切る。熱いうちに潰して(A)を加えて味付けする。 |
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人参は細いせん切りにする。ブロッコリーは小房に分ける。それぞれ塩茹でし水気を切る。 |
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1.に2.の人参とブロッコリーの花蕾部分を加えて混ぜる。ラップを適当な大きさに広げ、上のサラダを丸めてのせラップごと包むように巾着に丸める。中央にブロッコリーを飾る。 |
★3種類を1つずつ
串に刺しても可愛い!
<分量> 4人前 | |
合挽き肉 | 300g |
万能ねぎ(小口切り) | 5〜6本 |
玉ねぎ(みじん切り) | 1ケ |
(A) | |
生パン粉 | 2/3カップ |
牛乳 | 大さじ 3〜4 |
卵 | 1ケ |
塩・胡椒 | 各少々 |
茹でうずら卵 | 8ケ |
ブロッコリー・プチトマト | 適量 |
小麦粉・溶き卵・パン粉 | 各適量 |
揚げ油 | 適量 |
(B) | |
とんかつソース | 適量 |
粒マスタード | 適量 |
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玉ねぎのみじん切りは電子レンジで2〜3分加熱し、粗熱を取り冷蔵庫で冷ます。ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせ、合挽き肉・万能ねぎ・卵・塩・胡椒を加えて粘りが出るまで混ぜ合わせる。 |
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うずら卵は殻を剥き、ブロッコリーは小房に分け、プチトマトはへたを取る。それぞれの周りに1.のタネを包むように巻き、小麦粉・溶き卵・パン粉をつける。 |
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揚げ油を180℃に熱し、2.をカラッと揚げる。それぞれ半分に切り、(B)を合わせたソースを添える。 |
<分量> | |
豚肩ロース肉 | 600g |
茹で卵 | 4ケ |
にんにく・生姜 | 各1片 |
長ねぎの青い部分 | 適量 |
八角 | 2〜3片 |
(A) | |
水 | 2カップ |
酒 | 1/3カップ |
砂糖 | 大さじ 3〜4 |
醤油 | 大さじ 3〜4 |
みりん・味噌 | 各大さじ 1 |
白髪ねぎ | 適量 |
絹さや | 10枚 |
★人参・ごぼう・大根・筍・こんにゃく等を煮汁で煮て、人参は梅型で抜き一緒に盛ると お正月らしくなる。
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にんにくと生姜はスライスする。豚肉は1.5〜2cm位の幅に切る。絹さやは塩茹でし冷水に放ち色止めする。 |
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鍋にたっぷりの湯を沸かし、1.の豚を加えて2〜3分茹でてざるに取り出しておく。 |
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2.の湯を捨て、(A)の煮汁を加えて、1.の豚・にんにく・生姜・長ねぎ・八角を加えて中火で、落とし蓋をし、さらに鍋の蓋もして10分ほど煮てから、醤油大さじ2を加えて10分ほど煮る。 |
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3.に茹で卵の殻を剥いて加え、味を見て醤油大さじ1〜2を加えて調味する。もう一度、落とし蓋・鍋の蓋をして中火で10分程煮る。 |
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4.にみりんと味噌を加えて5分ほど煮る。茹で卵は半分に切る。器に豚肉・卵を盛り付け、白髪ねぎと絹さやを飾る。 |
免疫力低下の原因
冬が近づき寒さが厳しくなってくると「免疫力を上げて風邪予防を!」との情報が溢れます。
もちろん食事に気を付けて、体を動かしての免疫力アップも大切ですが、一方、免疫力が落ちないようにすることも考えなくてはいけません。
免疫力が落ちる主な原因としては
- 工場を通ってきた食べ物・・・工場で生産した、加工した食べ物の摂取量が増えること。*食べ物はなるべく自然のままで季節の物を食べるようにしましょう。
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体を冷やす事
体を冷やすことによって体の免疫力が落ちます。対策として手首 足首等体で首と名の付くところを温める事です。 -
ストレス
現代、大半の病気はストレスに由るところも大きいのではないかと考えられています。
ストレスによって腸内細菌(免疫力を上げてくれます)の働きが衰える、体全体の機能が弱るなどの症状が出ます。そして病気へと進みます。
仕方のない、避けられないストレスもありますが心の持ち方によって回避できるストレスもあります。元気で長生きされている方は“あまり気にしない事!”と仰います。
今年の冬を元気で乗り切るために私たち自身の生活を見直してみるのもいいですね。
料理教室「せんの会」に通う、管理栄養士 藤田みや子さん

今月の旨口シスターズです。お酒と料理の感想をききました。
ふゆこさん | とても飲みやすくて、おいしかったです。 |
ひさん | やわらかく、何口でも飲めそうなお酒でした。 |
マーくんバーバさん | 「おいしい」とひと言、奥ゆきのある味、お酒の苦手な人でも本当においしくいただけると思いました。 |
yooさん | 口当り良くさっぱりしていて、どんなお料理にも美味しくいただける大変おいしいお酒でした。 |
キャサリンさん | すっきりとした辛口で、お料理の味がひきたつおいしいお酒でした。 |
いちごさん | 大変深い味でおいしく頂きました。深い味ですが、飲み過ぎるくらい飲みやすいです。 |
まつこさん | 口当たりがよかったです。 |
りんごさん | まろやかな味でおいしかったです。 |
水玉さん | 口あたりが良く飲みやすく、とてもおいしかったです。 |
Kyonさん | さわやかですごく飲みやすくて、心がホッと暖まる美味しいお味でした。さっぱりとしているけどこくがあって、さつまいもと人参のサラダ巾着にとってもあいました。 |
Yukiさん | 旨味と香りが極上なお酒でこってりとした、煮豚にも油ものにもとても良く合っていたました。お正月にピッタリ! |
キティ子のママさん | 口に含むと、甘さを感じますが、後でさわやかな辛味が広がります。 |
リズムさん | 香りがよく、飲み口がとても良かったです。 |
とまとさん | 辛口ですっきりですが、口あたりはやわらかく、揚げ物にもよく合うお味です。 |
にゃんこさん | 香りの良い、口あたりの良いお酒でした。和食に合います。 |
Milkyさん | お酒は口に入れた瞬間に香りが広がりとてもおいしかったです。和食にも洋風のメニューにもとても合うお酒でした。 |
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生山久陽先生 自宅にお客様をお招きしているうちに「料理を教えて欲しい」と言われて、「せんの会」料理教室を開くことになった生山さん。教室では、食を通じて「おもてなしの心」を伝えたいと、料理のアイデアばかりでなく、その料理を活かす器や季節のしつらえのコーディネートも楽しめる。隠れ家レストランのような教室は、癒しの空間でもあり、日常に新たなスパイスを与えてくれる。 このコラムでは、毎回、当店のお酒と先生の食にまつわるアイデアがコラボし、たくさんの生徒さんといっしょに食に関する「アハ」体験を提案します。 |
(2014年11月掲載)