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3月のお題 「鉄砲隊 播州特A山田錦純米吟醸」

一年の熟成を経て、抜群のバランスを得た

常温。ほのかに吟香を感じる。

名前とお酒のインパクトで好評の鉄砲隊シリーズが、今月も登場。
今回は、ちょうど1年の熟成を経て抜群のバランスを備えた、播州特A山田錦純米吟醸を、色々な温度で味わってみます。

まずは常温で。杯に注いだ段階で、ほのかに吟香を感じます。色は、1年の熟成ではほとんど変化がなく、瓶燗一つ火ゆえのフレッシュ感を保っているようです。

味わいは、口に含んだ瞬間はかすかな甘みを感じ、次にまとまった甘み旨味のかたまりがぐっときます。口中からのどに流れる頃に、辛味と旨味、そして酸が小刻みに感じ、ふくよかな含み香が鼻腔に抜けます。最後は、酸が旨味を切り、次の杯へと誘います。

常温での味のバランスは、今が完成形といった印象です。

鉄砲隊 播州特A山田錦純米吟醸



50度。吟弾が、肉系のアテの脂や旨味を気持ちよく切る。

牛すじ煮込み

次に、一気に50度以上まで上げてみます。

立ち上る香りは、お米由来の香りと、やや強いアルコールを感じさせる香りです。鼻を近づけすぎると、ぐっとくる強さは、熱燗ならではです。

口に含むと、常温で感じた甘みはほとんどなく、旨味が軽い段階から徐々に大きくなり、くどく感じないタイミングで酸が伴います。後半かすかに甘みを感じるものの、酸がスパッと切って、大胆なキレ味へと変化しました。

がっしりした辛口タイプの燗酒という印象で、牛すじ煮込みや焼き鳥など、肉系のアテの脂や旨味を気持ちよく切ってくれます。



40度。旨味と酸が中心の味わい。

とんぺい焼き

やや待って、人肌から40度手前まで下った頃に、ひと口。

強い旨味と弱い甘み、そしてじわっと強まる酸が矢継ぎ早に感じ、口中にせめぎあいます。酸が旨味を上回った頃に、含み香も感じます。この温度では、旨味と酸が中心の味わいで、余韻もやや長く感じられました。

とんぺい焼きなど旨味の強いアテと合わせると、旨味の余韻を相殺してキリッと味わえますし、わざび菜のお浸しのような辛みや苦味の強いアテと合わせると、味に複雑さが加わります。



燗冷まし。甘みをほのかに感じる。酸がキレを作る。

蛸のから揚げ

燗冷ましに近い温度(30度以下)で、もうひと口。

ようやく甘みが、常温のときほどの強さではありませんが、感じることができます。酸が前半から徐々に感じ、やや強い旨味を切りながら、一気に切れ味へと移ります。余韻はかなり短くなり、飲み終えたらすぐに何か食べたくなります。

蛸のから揚げ(レモン添え)と合わせると、蛸の甘みとレモンの酸味が加わって味のボリューム感が増し、食が進みます。



今回のポイント

瓶燗一つ火ゆえのフレッシュな味わいを楽しむなら、常温で。
原酒の強さと味のボリュームを楽しむなら、40度前後の燗で。
そして色々なアテを食べながら味わうなら、ぜひ50度以上の熱燗をお試し下さい。



■撮影協力

好味屋

大阪市此花区西九条3−16−28
(JR西九条駅下)
06−6461−4653

■ 鉄砲隊 播州特A山田錦純米吟醸

鉄砲隊 播州特A山田錦純米吟醸

磨き上げた播州特A山田錦を麹米、掛米ともに使うことにより、山田錦の上品なおいしさを100%伝えることができました。さらに丁寧に1本1本瓶燗貯蔵し、自然で優しく豊かな香りを瓶内に閉じ込めました。

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