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7月のお題 「鉄砲隊 純米吟醸和歌山山田錦(18BY)」

スタミナ料理にもガツンとはまる!

この「燗燗楽学」も、今回で2年目に突入しました。2回目の夏を迎えた今月のテーマは・・・
真夏にこそ力強くフレッシュな瓶燗原酒「鉄砲隊」のお燗と、スタミナ料理をガッツリ味わって暑さを吹き飛ばしましょう!

鉄砲隊 純米吟醸和歌山山田錦(18BY)


65度の熱燗。圧倒的な旨味。

まず、いきなり65度以上の熱燗で。

立ち上る香りは、炊きたてのごはんを連想します。少し落ち着くと、原酒由来のアルコールの香りも感じます。

ひと口含むと、まず圧倒的な旨味が、キリッとした酸味を伴って広がります。弱い甘みが間に何回かはさまりつつ、後半は押しの強い酸が旨味を包んで、キレへとつなげます。

大山シャモのもも肉のタタキと合わせると、肉の甘み旨味、ポン酢の甘み酸味、野菜の甘み苦味それぞれをしっかり受け止め、ともすると甘みが強くなってしまう口中を、酸でリフレッシュしてくれます。高い温度とアルコール度数が、もも肉のボリュームある脂を溶かしてくれるので、箸が進みます。

チーズ三種漬け



40度でもうひと口。味がしっかりまとまる。

豆腐の味噌漬けにキュウリを添えて

そのまま温度が下がるのを待ち、40度でもうひと口。

軽い酸味がまずピリッと口中を刺激して、すぐさま旨味と、やや弱い甘みがセットで感じます。中盤は酸が中心の味わいですが、後半は甘み旨味とうまくまとまって、絶妙のバランスを醸し出します。

思い切って頼んだ、ホルモンとキムチの炒めものと合わせると、キムチの強い酸味やピリ辛の刺激にはお酒の酸とアルコールがクッション役に、ホルモンの濃厚な脂由来の甘み旨味には、お酒の甘み旨味が相殺して適度な味わいに調整してくれます。熱燗の方が合うかとも思いましたが、味がしっかりまとまるこの温度でこそ受け止められるのだなあと感じました。



燗冷まし。旨味を中心に、甘みと酸が寄り添う。

蛸の粕漬け炙り

さらに30度前後まで下がってから、燗冷まし状態で味わってみます。

旨味中心に、甘みと酸が寄り添う形の味わいが、前半から後半手前まで続きます。最後にはキレも加わりますが控えめで、高い温度での味わいの強さが影を潜めた印象です。

大山シャモの燻製と合わせると、肉の甘み旨味と塩味には、まとまったお酒の甘み旨味と酸が相乗効果として受け止め、スモーキーフレーバーには蒸留酒並みに落ち着きを得たアルコールと酸が、足し算的に味覚を広げてくれます。



今回のポイント

夏場はどうしても、重たい味わいの日本酒(特に原酒)を避けて、軽く飲める冷酒に走りがちになります。でもこのお店でいただいたスタミナ満点の料理には、力強い原酒を様々な温度で合わせることにより、食欲増進にもつながり、夏バテ防止も期待できます。



■撮影協力

炭火焼屋 にざえもん

大阪市福島区吉野3−7−13
06−6468−8806

■ 鉄砲隊 純米吟醸和歌山山田錦(18BY)

鉄砲隊 純米吟醸和歌山山田錦(18BY)

平成17年より山田錦が和歌山県の酒造好適米として認定されましたが、当蔵では認定以前より県内での山田錦の栽培に取り組んでおりました。

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