HOME会社概要特約店よくある質問お問合せサイトマップ
日本酒を知る・楽しむ吉村秀雄商店の魅力製品情報オンラインショッピング
空白
HOME 日本酒を知る・楽しむ > 燗燗楽学〜お気楽燗酒のススメ〜 > 9月のお題 「車坂 純米吟醸 赤ラベル19BY」

9月のお題 「車坂 純米吟醸 赤ラベル19BY」

新発売「車坂 純米吟醸 赤ラベル19BY」を、秋の味覚と

9月に入って、ようやく夏の暑さも少し落ち着いてきたら・・・いよいよ日本酒の季節到来!

今回は、約1年ぶりの車坂の新アイテムとして9月1日より発売開始の「純米吟醸 赤ラベル19BY」を、秋の味覚とともにお燗で味わってみます。


火入れ酒は、低めの45度からスタート。

比較的新しい19BY火入れのお酒ということもあって、いつもより少し低めの45度からスタートします。

常温では飲み口がやや甘めだったのですが、この温度ではまず口中にかすかな苦みを感じます。
前半からやや強めの酸がほどよい甘味と旨味を伴って、いかにもまだまだ元気な熟成途中のお酒であることをアピールします。
その後はクリーミーな旨味が中心となり、後半へかけては酸がキリッと引き締め、キレ味へと変化します。

和歌山直送のノドグロのお造り(スダチ添え)と合わせると、前半の苦みと酸味をスダチが相殺して、甘味旨味はノドグロの身と相乗効果を発揮します。
甘味が強いノドグロの身ですが、後半の酸が心地良く引き締めてくれました。

常温

和歌山直送のノドグロのお造り(スダチ添え)



30度。酸と旨味、やや控えめな甘みのバランス。

四種類のきのこのグラタン

きのこがたっぷり

やや時間を置いて、30度前後でもうひと口。

酸と旨味、そしてやや控えめな甘みがセットで感じられます。そのまま後半までバランスを変えることなく、最後にかすかに渋みが出てきて、長くなりそうに思われた余韻をキュッと収束させるような感覚になりました。

四種類のきのこのグラタンと合わせると、旨味と甘みはグラタンのホワイトソースで相殺され、渋みや苦み、そしてチーズの塩味が加わって、やや辛口のお酒に感じました。



酒の良さを引き出す温度を探る。

モロッコインゲンと湯葉の酒盗和え

車坂 純米吟醸 赤ラベル19BY

しかしながら、ここまでの温度では、常温で感じたこのお酒の良さをまだ十分に引き出せていないようです。やはり、燗酒にするにはまだ早かったか・・・とあきらめかけたのですが、ここで逆転の発想。今度は60度超えの温度でお燗してみました。

すると・・・予感的中です!
旨味・甘味・辛味・酸のバランスが絶妙になって、前半はやや強く後半は徐々に弱まり、含み香も爽快に抜け、余韻も程よくキレへつながる、上質の純米吟醸燗酒となりました。

モロッコインゲンと湯葉の酒盗和えのような複雑な味わいの肴と合わせても、決してかすむことなく、湯葉と酒盗の旨味やインゲンの甘味を引き立てます。また酒盗独特の辛さや酸味はバランスを整えて、必要以上に塩辛さを感じることなく味わえました。



今回のポイント

温度を変えることによって、お酒に隠れている様々な味わいが発見できます。
通常のお燗の温度で物足りないと感じたら、思い切って熱くしてみるのもありですね。



■撮影協力

蔵朱

大阪市中央区南新町2−3−1
スタークィーンビル2階
06−6944−5377
http://crush.or.tv/

■ 車坂 純米吟醸 赤ラベル19BY

車坂 純米吟醸 赤ラベル19BY

飲み口はやさしい甘さ。
後半に軽い旨味とさっぱりした酸。
余韻は純米吟醸らしい上品な酸。

和歌山県産山田錦100%使用
精米歩合:58%
日本酒度:−4
酵母:和歌山酵母




「燗燗楽学〜お気楽燗酒のススメ〜」TOPへ

空白