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2月のお題 「亀の歩み 純米大吟醸古酒S63BY」

昭和63年古酒、単独商品化!

2月に入って、蔵では新酒が次々と出来上がってきました。
これらの新酒から、燗酒に合うお酒がどれだけ生まれるかと思うと、とても楽しみです。
今月は、昨年発売された「亀の歩み ご古酒ぞろえ」から単独商品化され、12月末に発売された「純米大吟醸古酒S63BY」を、お酒と同じく昭和63年からずっと日本酒一筋のお店にて、料理とともに味わってみます。

封函部分
封函部分



蜂蜜のような甘い香り。

まずは常温(15度前後)で。蜂蜜のような甘い香りがします。熟成香は非常に穏やかで、20年以上の時を経ている印象はありません。口に含むと、前回(昨年6月)よりもさらにまろやかな味わいとなっていて、主張の強かった酸味がわずかに大人しくなっていました。

豪華なお刺身盛り(生蛸(タコ)・あおり烏賊(イカ)・いくら・あん肝・甘海老・〆鯖・鮪赤身・赤ナマコ)とともにいただくと、いずれも常温での相性は良いですが、特に赤ナマコの酢の物が、酸味が和らぎ旨味と甘味が増幅されました。

豪華なお刺身盛り
豪華なお刺身盛り



湯入り箱でじっくりと熱燗に。

お燗セット
お燗セット

お燗セット(湯入り箱と徳利)をいただき、お酒を徳利に移してじっくりお燗をつけます。

およそ50度手前になったあたりで、もうひと口。常温とは様相を変え、香りからは甘味をほとんど感じさせません。熟成香というよりは、枯草を連想させる香りです。味わいは、前半は旨味と酸が中心で、後半にふっと甘味を口中に感じます。やはり余韻は酸がしっかりしていて、まだまだ強さがあるお酒だと感じさせます。

甘海老やあおり烏賊といった、ねっとりした甘味が特徴の肴と合わせると、予想通り甘味を補完しつつ、味の余韻はお酒の酸がスパッと切ってくれます。



旨味と酸のコンビネーション。

へしこパスタ
へしこパスタ

自然にお湯がぬるくなってきた頃、およそ35度あたりで味わってみます。

香りは、常温よりもバランスがとれ、甘味・軽い熟成・酸を連想させます。

前半にやや苦みを感じましたが、すぐに甘味と旨味が主張し、後半の旨味と酸のコンビネーションへとバトンタッチします。

へしこを使ったパスタと合わせると、へしこ特有の辛味や苦み、そして発酵食品ならではの濃厚な旨味と好相性でした。やや油分が多いパスタでしたが、お酒の酸が油を切ってくれるので、お箸が進みました。



今回のポイント

熟成古酒のお燗は、いきなり熱湯や電子レンジで温度を上げることなく、湯煎でじっくりつけることをお勧めします。また、ちょっと温度が高くなりすぎた場合でも、燗冷ましで本領を発揮するのも、熟成酒の良いところでもあります。



■撮影協力

居酒屋 神水(しんすい)

大阪市福島区吉野3丁目7-14
TEL:06-6461-6946

■ 亀の歩み 純米大吟醸古酒S63BY

亀の歩み 純米大吟醸古酒S63BY

昭和最後の年に醸造された、当時最高のスペックの純米大吟醸。
丸20年を経て、飲みやすく綺麗な熟成酒となりました。

ラインナップ : 720ml / 300ml




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