今年は梅雨入りも早く、また、気温の高い日も多く、全国各地で地震が発生したりと自然に逆らえない今日この頃ですが、皆様は如何お過ごしでしょうか?雨に打たれた新緑やアジサイの美しい色合いに心和みますが、こんな季節こそ家庭の食卓には色鮮やかで栄養満点な美味しいメニューをお届けしたいものですね。
そこで、今月は五感をフルに活用した、身体の中から元気になっていただける夏向きの簡単健康レシピを5品ご紹介致します。
- 彩り鮮やか
「アレンンジ万能 簡単ピクルス」 - 酒の肴にもピッタリの簡単レシピ
「とうもろこしとはんペンの簡単お焼き」 - 夏に向けてのヘルシーレシピ
「トマトの豆腐サラダ こっそりアボカドも!」 - ガッツリ中華で
「牛肉と青梗菜のオイスターソース炒め」 - 夏こそ温かい素麺
「鶏ささみのねぎたっぷり中華にゅう麺」
今月は吉村さんから「26BY 車坂 純米吟醸」をお送り頂き、「梅雨時の栄養満点!簡単健康レシピ」をお楽しみ頂きます。
本日、皆様に生山先生お薦めの料理と供に試飲していだくお酒です。
26BY 車坂 純米吟醸
アルコール分:16.2、日本酒度:+4、酸度:1.6、
アミノ酸度:0.6、原材料米:山田錦、精米歩合:58%、
使用酵母:901
26BYのお酒もそろそろ飲み頃、今年の夏酒として純米吟醸をお楽しみください。
オール山田錦の上品な米の旨みとほのかに香る吟香が夏に弱った胃に食欲を誘います。
少し、冷やししてお飲みいただいても、そろそろのってきた米の旨みは充分に堪能していただけます。
また、夏に弱った胃にはやさしいぬる燗ではこのお酒のポテンシャルをさらに高めます。
秋あがりまで待てないというあなたにぴったりな26BYの味乗りした酒の旨みを存分に味わってください。
今月は金工作家「稲垣 大」さんの蓋付きお鍋に爽やかなフラワーアレンジ致しました。お教室がパッと華やぎます。玄関には新緑の短冊を垂髪に飾り、ジメジメした梅雨の空気を吹き飛ばしてくれています。
そして、吉村様のお酒を夏向きのちろりで楽しませて頂きました。また、愛用のキッチングッズもご紹介いたします。調味料用ポットは蓋部分が吸盤状になっていて本体に密着する優れもの。お鍋は友人のお蔵秘蔵「有次」のアルミ製、お教室で大活躍です。鍋つかみはメンバーの「松本良子先生」の作品です。
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- 金工作家「稲垣 大」さんの蓋付きお鍋に爽やかなフラワーアレンジ
- 玄関には、「新緑の短冊」を垂髪に飾りました
- 夏用のガラス器のちろり
- 金工作家「稲垣 大」さんのアルミのちろりと錫のおちょこ
- キッチンを可愛く彩るお勧め調味料ポット
- 昭和時代から愛用の京都「有次」のアルミ鍋と「松本良子」先生の鍋つかみ
<分量> | |
セロリ | 1本 |
蓮根 | 5cm |
大根 | 4〜5cm |
パプリカ(黄・赤) | 各1/4ケ |
人参 | 小1本 |
きゅうり | 1本 |
(A) | |
コンソメスープ | 250ml |
米酢 | 100ml |
砂糖 | 大さじ 3〜4 |
塩・こしょう | 各少々 |
ローリエの葉 | 1枚 |
にんにく | 1片 |
バジルの葉 | 適量 |
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セロリは筋を取って乱切り、蓮根は半月切りに、大根・人参は皮を剥いて乱切りに、パプリカも乱切りにする。蓮根は酢を落とした熱湯でさっとゆでる。 |
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耐熱ボウルに(A)を合わせて混ぜ合わせ、電子レンジで4分加熱し冷ましておく。(鍋で熱しても良い。) |
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保存容器に1.の野菜と2.のマリネ液を加えて、冷蔵庫で保存する。 |
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3.を器に盛り付け、バジルを飾る。 |
<分量> | |
とうもろこし | 大さじ 4 |
はんぺん | 2枚 |
パルメザンチーズ | 大さじ 2 |
こしょう | 少々 |
パセリ(みじん切り) | 適量 |
サラダ油・バター | 各大さじ 1 |
サラダ菜(大葉) | 適量 |
わさび醤油 | 適量 |
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とうもろこしは塩茹でし粒状に切る。ビニール袋に入れて、はんぺんも手で潰しながら加え、パセリ・パルメザンチーズとこしょうを加えて、さらに手で揉みながら、とうもろこしと絡めるように潰す。 |
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1.を食べやすい大きさの小判状に丸める。フライパンにサラダ油・バターを熱し、両面をこんがり焼く。サラダ菜と皿に盛り付け、わさび醤油を添える。 |
<分量> 4人前 | |
完熟トマト | 1〜2ケ |
木綿豆腐 | 1/2〜1丁 |
玉ねぎ(みじん切り) | 大さじ 1 |
(A) | |
塩・こしょう | 各少々 |
だし醤油 | 小さじ 1 |
マヨネーズ | 大さじ 3〜4 |
粒マスタード | 大さじ 1 |
(B) | |
パセリ(みじん切り) | 適量 |
レモン | 適量 |
ブラックオリーブ | 適量 |
ピンクペッパー | 適量 |
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豆腐は電子レンジで2〜3分加熱し、キッチンペーパーではさんで重石をして水切りする。玉ねぎのみじん切りは水にさらしてしっかり絞る。 |
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1.の豆腐をすり鉢(ボウル)に入れて良くつぶし、(A)と1.の玉ねぎを加えて混ぜる。 |
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トマトは半月型に切り、皿に盛り付けて、2.をのせて(B)を彩り良く添える。 |
★ アボカドを入れても美味しい!お教室ではピータンの櫛切りも飾りました。
<分量> 4人前 | |
牛肉切り落とし | 300g |
青梗菜 | 2〜3株 |
赤パプリカ | 1/2ケ |
(A) | |
オイスターソース | 大さじ 1 |
日本酒・砂糖 | 各小さじ 2 |
醤油・片栗粉 | 各小さじ 1 |
(B) | |
オイスターソース | 小さじ 1 |
醤油 | 小さじ 1 |
みりん | 小さじ 1 |
サラダ油 | 大さじ 2 |
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青梗菜は葉と茎の部分を分けて一口大に切る。赤パプリカは一口大の乱切りにする。 |
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牛肉は(A)を合わせて5分ほど置き、下味をつけておく。(B)の調味料を合わせる。 |
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フライパンにサラダ油を中火で熱し、2.の牛肉を入れて炒める。一度取り出しておき、赤パプリカ・青梗菜の茎を加えて炒め、しんなりしたら、牛肉と青梗菜の葉の部分を加えて混ぜ合わせる。さらに、(B)を回しかけて調味し、強火でさっと炒め合わせる。 |
<分量> 4人前 | |
そうめん | 2ワ |
鶏ささみ | 3〜4本 |
(A) | |
日本酒 | 大さじ 2 |
塩・こしょう | 各少々 |
万能ねぎ | 5〜6本 |
にんにく・生姜 | 各1片 |
胡麻油 | 各大さじ 1〜2 |
(B) | |
チキンスープ | 6カップ |
薄口醤油 | 大2〜3 |
みりん・酒 | 各大さじ 1 |
塩・こしょう | 各少々 |
片栗粉 | 適量 |
削りかつお | 適量 |
いり胡麻(黒・白) | 適量 |
梅干し | 適量 |
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ささみは筋を取り、1〜2cm幅の斜め切りにして(A)を振りかけ暫く置き、軽くふいて片栗粉をまぶす。万能ねぎは斜め切りにする。にんにくと生姜は薄切りにする。 |
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鍋に胡麻油・にんにく・生姜を加えて炒め香りが立ったら(B)を加えて煮立て、ささみを加えて2〜3分煮る。アクがあればすくい取る。 |
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鍋に熱湯を沸かして、そうめんを茹でて湯を良く切り、器に盛る。 |
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2.のスープに万能ねぎを加えてさっと煮、3.に注ぎ削りかつおといり胡麻を振りかけ、梅干しを添える。 |
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生山久陽先生 自宅にお客様をお招きしているうちに「料理を教えて欲しい」と言われて、「せんの会」料理教室を開くことになった生山さん。教室では、食を通じて「おもてなしの心」を伝えたいと、料理のアイデアばかりでなく、その料理を活かす器や季節のしつらえのコーディネートも楽しめる。隠れ家レストランのような教室は、癒しの空間でもあり、日常に新たなスパイスを与えてくれる。 このコラムでは、毎回、当店のお酒と先生の食にまつわるアイデアがコラボし、たくさんの生徒さんといっしょに食に関する「アハ」体験を提案します。 |
(2015年6月掲載)