今月は、「せんの会」料理教室正月バージョン 「目で楽しむ新春の酒と御祝膳」です。
一年の始まり、なんとなく心ウキウキする月ですが、ちょっと気取ったお飾りやお料理をご覧頂きお楽しみください。

先ずは正月お飾りから
暖房の効いた部屋では胡蝶蘭もちょっと工夫でお正月のお飾りになります。
大皿盛りのおせちよりも一人一人のおせちが新鮮かも!
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おせち | お飾り |
自家製テリーヌ「蟹と野菜の豆腐蒸し」や雑煮も盛り付けや容器をひと工夫で豪華な一品に
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テリーヌ | 雑煮 |
テーブルコーディネートは骨董を配置することで渋く決めました。
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テーブル | 酒器 |

もちろん正月は日本酒、お飾りするといっそう美味しく飲めますね。ところでこの形のお銚子は、今では三三九度など特別な時用ですが、昔はこの形を一般的に銚子と呼び、現在銚子と呼んでいる陶器の容器は、燗徳利と呼ばれていました。
正月気分の先付けは、玉手箱かポンチグラスかどちらも小粋にきめたいですね。
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先付け | 先付け |
花びら餅に見立てた「花びら寿司」はお正月の雰囲気を醸し出し、酢の利いたサッパリとした美味しいお祝のおしのぎです。
お正月の「せんの会」コレクション、お正月のコーデネートにいかがでしたか。
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生山久陽先生 自宅にお客様をお招きしているうちに「料理を教えて欲しい」と言われて、「せんの会」料理教室を開くことになった生山さん。教室では、食を通じて「おもてなしの心」を伝えたいと、料理のアイデアばかりでなく、その料理を活かす器や季節のしつらえのコーディネートも楽しめる。隠れ家レストランのような教室は、癒しの空間でもあり、日常に新たなスパイスを与えてくれる。 このコラムでは、毎回、当店のお酒と先生の食にまつわるアイデアがコラボし、たくさんの生徒さんといっしょに食に関する「アハ」体験を提案します。 |
(2012年1月掲載)