HOME会社概要特約店よくある質問お問合せサイトマップ
日本酒を知る・楽しむ吉村秀雄商店の魅力製品情報オンラインショッピング
空白
HOME 日本酒を知る・楽しむ > 燗燗楽学〜お気楽燗酒のススメ〜 > 3月のお題 「車坂 魚に合う吟醸酒」

3月のお題 「車坂 魚に合う吟醸酒」

魚料理に特化! 異色の日本酒

梅の花の時期も終わり、ひと雨ごとに春が近づいている気配がします。でも、晴れの日には花粉が大量に飛散しているからでしょうか、目や鼻が大変になってしまいます・・・。

今月は、当蔵のラインナップの中でも特定の食材にフォーカスした異色の日本酒、「車坂 魚に合う吟醸酒」を、魚料理とともにがっぷり組み合わせて味わってみます。

車坂 魚に合う吟醸酒
車坂 魚に合う吟醸酒



常温、軽快で甘味を連想させる香り。

まずは常温(15度前後)で。吟醸生酒にしては上立香はほのかに香る程度、かすかに甘味を連想させる香りです。

飲み口は、始め軽い甘味があり、すぐに旨味と酸味(いずれも軽め)が加わってバランスをとり、後半はほんの少し苦味を感じさせつつキレへと流れます。味の余韻は軽く、スーッと消えるように感じました。この温度でのバランスの良さは絶妙です。

お通しのブリの卵の煮付けと味わうと、旨味が相殺され、煮汁の甘辛い味を酸と苦みが切って、より軽快な味わいとなりました。

ブリの卵の煮付け
ブリの卵の煮付け



生酒は、ゆっくりお燗に。

お刺身8種盛り
お刺身8種盛り

生酒なのでゆっくりお燗をつけていただき、45度前後になったあたりでもうひと口。

上立香は、ややツンとしたアルコール由来の香りに、旨味を連想させる香りが加わります。生酒をお燗した時の独特の香りは、ほとんど気になりませんでした。

アタックはたっぷりの旨味と控え目な甘味、その後は旨味と酸が中心の味わいになり、余韻もやや長めになりました。旨口の燗酒といった味わいです。

お刺身8種盛りと一緒に味わいましたが、中でも醤油を絡めたホタルイカとの相性が一番良く感じました。醤油の辛味旨味、ホタルイカの圧倒的な旨味を相殺しつつ、常温よりも強くなった酸が、しつこくなりがちな後味をスパッと切ってくれます。

シマアジやカンパチといった、旨味たっぷりな刺身との相性も良かったです。



燗冷ましと塩焼きで「五味」を味わう。

シマアジのカマの塩焼き
シマアジのカマの塩焼き

自然に燗冷まし状態にして、およそ30度あたりで味わってみます。

香りは甘味旨味のバランスがとれ、まるい印象になりました。
味わいは、甘味が前半から中ほどに感じるようになり、全体を通してやや控えめになった旨味と、後半にかけて徐々に強くなる酸味といった流れになりました。
余韻は45度の時よりもやや短めです。

シマアジのカマの塩焼きと合わせると、これが予想以上にベストマッチ。搾って振りかけたレモン汁の酸味が加わって、酸味と旨味を程良く相殺し、お酒の味わいをバランス良く調整してくれました。塩の辛味苦味やミネラル感も複雑に絡まって、まさに「五味」を味わえました。



今回のポイント

吟醸生酒でも、ある程度熟成して甘味旨味と酸が感じられたら、お燗で味わってみて下さい。冷やの味わいとは違った個性のお酒に変身するとともに、料理との相性の幅が広くなる可能性があります。



■撮影協力

海の幸 さらむむ

大阪市阿倍野区阿倍野筋3丁目10番 B-0205
あべのベルタ 地下2階 TEL06-6649-7309

■ 車坂 魚に合う吟醸酒

車坂 魚に合う吟醸酒

醤油のように魚に加える旨さを持ちながら、ガリのように口をさっぱりとする後口。
キレと辛さの酒ではなく、旨味とキレの酒を追求しました。

>>詳しくはこちら




「燗燗楽学〜お気楽燗酒のススメ〜」TOPへ

空白