令和2BYの酒造りがはじまりました
お知らせ
2020年10月15日から今季(2BY)の酒造りがはじまりました。
酒造年度は毎年7月1日に切り替わるため、12月以降に上がってくる今冬の新酒は令和2BY(Brewery Year=酒造年度)となります。
初日は“初洗い”といって麹を造るためのお米を洗うところから始まります。
もちろんこの日までに蔵の中はピカピカに磨き上げ、道具や機械の手入れなど準備を整えておきます。
お米を炊くのと同じように洗米、浸漬されたお米は翌朝“甑(こしき)”という釜で蒸され、麹室に運ばれます。
仕込みの本数が増えてくると、蔵では毎朝のようにお米が蒸され、煙突から蒸気が上がるようになります。
いくつもの工程が仕込みごとに折り重なってくるので、事前に円滑な酒造計画を立てることが鍵となります。
ふた晩かけて麹が出来上がると、今度は酒母を立てる工程に移ります。
酒母(酛)造りは山廃酛、生酛、速醸酛でそれぞれ仕込み方が変わります。
詳しくは酒造りのページもご覧ください。
新酒は12月頃から順次上槽されます。
また都度ご報告させていただきます。